とにかく色々な資格を取るのが好きという半分趣味で資格を取るという人でなければ、資格を取るためには時間もある程度も費用もかかるため、本当に必要な資格を選んで取ることはとても大事です。資格はほとんどの場合、転職や就職に関係するものを取ることになります。そのため、自分がしたい仕事に役立つ資格は何なのか、もしくは転職や就職がしやすくなる資格にはどんなものがあるのかを考えて決めることをお勧めします。ニーズの高い資格というのは、時代や状況によっても異なりますので、その時々でこれらのことを考えるようにしましょう。
色々な分野がありますが、やはり高齢化が急速に進んでいる日本においては、介護関連の資格を持っているとどこででも仕事を見つけられるというメリットがあります。介護福祉士やケアマネージャーなどの資格はとてもニーズが高く、仕事を見つけやすい分野だと言えるでしょう。また、都市部では高層ビルが多くなっていて、そのためのメンテナンスができる人材が必要となっています。そのため、設備関連の保守資格やビルクリーニング、ゴンドラ操作関連の資格などを持っていると、比較的仕事を見つけやすくなります。ビルメンテナンスに関連した資格はかなりたくさんありますので、少しずつ資格を増やしていくことで、この分野のプロフェッショナルになることができて、有用な人材となれる可能性を持っているのです。
もちろん、高度な知識などが求められる資格を取ることができれば、より転職は楽になります。仕事柄、どのジャンルの資格のニーズが高いのかを見る機会が多いのですが、会計士や行政書士などの定番の資格は安定した需要がありますのでお勧めです。資格によっては、競争がだんだんと激しくなってきていて、資格を持っているだけでは思ったような待遇を受けられないというものもありますので注意しましょう。転職に役立つ資格は様々ありますが、「マイナビ転職」が業界ごとにまとめているページがありましたので紹介しておきます。→転職ノウハウ（マイナビ転職）
そして、現在非常に重要性が増しているのが言語スキルです。英語はもはや当然のスキルとなっていますので、TOEICなどのスコア検定を受けて高いスキルを持っていることを証明することは欠かせません。英語は基本となっていますので、これに加えて中国語や韓国語、スペイン語、フランス語などの第二外国語のスキルを高められるように努力することが、他の人との差を付けるために必要になってきています。特にアジア圏の言語は、外国人訪問が多くなっているため急速にニーズが高まっています。